こんにちは。
高機能自閉症の子どもを育てているぴょんたろうです。
このような悩みはありませんか?
療育っていうけど、いったい始めに
何をしたらいいの?
このような悩みに答えていきます。
結論からいうと療育ではじめにするといいことは以下です。👇
✔自閉症の子どもの「苦手なこと・弱点」に注目する
自閉症の「興味や関心」を知って支援に活かそう!
できないところよりも「好きなこと」を起点にすれば支援がうまくいく
当たり前にみえます。
しかし、この「好きなこと」をただのこだわりとしてしまうと、もったいないのです。
なぜならば「好きなことは動機が高い」からです。
✔子ども自身がすすんで行ってくれる
大人が大事だから覚えたりやってほしいと思っていても、本人にとって「興味がないもの」は、すすんでやろうとしません。
いくら自閉症の支援に「絵カード」や
「ABA」がいいよと療育の先生に言われても
興味がなかったら、あなたはやりませんよね?
大人だってそうなのです。
自閉症のお子さんの「好きなもの」を取り入れたら支援の威力は大きいのです。
自閉症の子どもの興味・関心を分類してみましょう
自閉症の子どもに限らず、「興味・関心」が高いものが「好きなこと」になる場合もあります。
しかし、「好きだけど得意ではない」「興味はあるけど、うまくできない」という場合もあります。
まずは、子どもの
「好きなこと(好み)」と「できること」
親が把握してみましょう。
自閉症の支援の1歩目に「子どもの特性プロフィール」を作ってみましょう
自閉症の「好きなものシート」をダウンロードできます
(上の画像がダウンロードできます)
以下の項目を分類してみましょう。👇
✔好きでできる活動
✔難しい活動
✔我慢している刺激
✔こだわり
✔避けていること・きっかけとなる刺激
✔手助けの種類
*作り忘れたのですが、「これをすると落ち着く」ということも追加しておくと、支援をかんがえるときに役立ちます。
放課後等デイサービスで働いています。
素敵な記事ありがとうございました!
現場で活用させていただきます♡— めぐみ (@megumi12141117) December 14, 2020
めぐみさんは、福祉関係のお仕事をなさっているのですね!
いつも子どもたちの為にありがとうございます❣️
はい!ぜひ、親御さんむけに支援を広がるきっかけにしただけると、嬉しいです!
コロナで現場も大変かと存じますが、お仕事応援してます☺️
— ぴょん@自閉症の育児ブロガー (@pyon_tarou22) December 14, 2020
自閉症の子どもの興味・関心が思いつかない人は表から探しましょう
思いつかないときは、下を参考にしてください。
⇒好きなお菓子やジュースなど
✅感覚
⇒くすぐり、抱っこ、音楽、綺麗な映像 など
✅具体物
⇒子供が手にいれたい物(おもちゃ、メダル、賞状など)
✅活動
⇒子供がしてる頻度の高い行動
「好きな人と話す・遊ぶ」「ゲームや遊び」「好きな場所に出かける」など
✅名誉
⇒先生に褒められる、学校で表彰される、リーダー、高作品の提示
✅社会的強化子
⇒言葉による称賛や、笑顔、褒められること
✅般性強化子
⇒価値あるものと引き換えられるクーポンなど
✅自己価値強化子
⇒本人の中で価値を感じられること
(ボランティア・奉仕活動など)
上記の中から、お子さんが好きそうなものをあてはめて、シートに書いてみましょう。
子どものことを知るのではなく「自閉症の子ども」を知るために使う
自閉症の支援「わが子と仲良くなってみよう!」
私たちは、仲良くなりたいとき。
相手と接点を持とうとするとき。
相手の好きなものと嫌いなものをわかっていれば
こちらの話もよく聞いてくれるようになるよ。
子どもを支援するときも、「相手を知って仲良くなろう」とする気持ちが必要です。
自閉症の興味・関心を活かすために知る
しかし、それらのこだわりへの興味も整理して分類することで、支援に効果的に使うことができます。
次にする2ステップ目の手順は「氷山モデルでアセスメント」です。
まとめ
✅子供の苦手なこと
✅落ち着く感覚刺激
頭の中でできてしまう人は、作らなくてOKです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
(^o^)/
【参考書籍】
「自閉症のTEACCH実践 ,岩崎学術出版社/佐々木正美 編集」
「フレームワークを活用した自閉症支援2 生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック、エンパワメント研究所/水野敦之 著」
「思いっきり支援ツール、エンパワメント研究所/ 武藤博文、高畑庄蔵 著」
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