【お手伝いの経過】自閉症の本人が自分で決めたものは「できるし続く」ということ

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自閉症のお手伝い 支援方法
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こんにちは。

高機能自閉症の子供を育ててるぴょんです

 

 

前回、デイリーライフに書くために家でのお手伝いをすることになりました。👇

【参考】デイリーライフに書くために1日1つお手伝いをするの記事はこちら。

 

 

その経過を振り返りながら、気づいたことをまとめようと思います。

 

 

なんでも、やりっぱなしはよくありません。

 

そこから気づいたこと、うまくいったこと、失敗したことなどの記録をつけて振り返ると自分のスキルがアップします。

 

 

テストも受けっぱなしではよくありませんよね。

 

自閉症の支援も、うまくいったこととうまくいかなかったことを記録して、「なぜうまくいかなかったのか?」脳に汗をかいて自分で考えることはとても大事です。

 

 

それをしない支援は「せっかく支援やったのにうまくいかなかった!!」という親の感情的な反応だけになってしまいます。

 

 

テストを受けたけどいい点がとれなくて怒っているのとさほど変わりません。

 

 

答えあわせが「子供の行動」になるわけです。

 

タイトルにも書きましたが、うちの息子のお手伝いチャレンジの答えは「親が決めた(勝手に決めてあるお手伝いをしてくれる確率は低い」ということがわかりました。

 

 

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自閉症のお手伝い18日目の経過

最初から決めてあったお手伝いをする確率は低い?

自閉症のお手伝い

4月24日からはじめたお手伝い。

 

結構、たまりました。

 

 

 

お手伝いの項目のほとんどが息子がそのときの気分で決めたものです。(苦笑)

 

 

勝手に決めてあったものでやっているのは「玄関をほうきではく」というものです。

 

 

 

このとき、息子は自分で「できそうだったり楽なものを自分で決めている」と思われます。

 

誰だって、ちょっと面倒くさそうだったり自分のスキルよりも難しいお手伝いはしたくありませんよね?

 

 

 

この「自分でやれそうなものを決める」というのは、とてもすばらしい成長です。

 

 

「えっ逆じゃないの?」「決まってることをちゃんとやってほしいのに」と思うかもしれません。

 

お手伝いという枠の中で「自分ができそうなものを自分で決める」というのは自己認知にもなるのです。

 

書いてあるものをやらなければいけないわけじゃありません。

 

✔お手伝いの習慣
✔子供が自分から自分でできるお手伝いを探す力

 

 

決められたことを正しく実行することよりも、「自分で自分ができそうなお手伝いを探す力」のほうが上であると考えます。

 

 

 

最初から決めてあることをやるのは楽なのです。👇

 

レベル1 決まってるお手伝いを実行する
レベル2 やったことがあるお手伝いを
      自分で決めて実行する
      (できそうなもの)
レベル3 やったことがないお手伝いを
      自分で決めて実行する
      (できるかわからないもの)

 

息子はレベル1は拒否しましたので。(笑)

 

 

この中でいいますと、「洗面所のかがみをふいて私を呼ぶ」という行動は、本人にとってはとても成長なのですね。

やったこともないし、教えていないのですから。

 

あとは、ピザトーストがレベル3になります。

 

 

 

こうなります。👆

 

 

つまり、レベル2はやったことがあって楽にできると自分でもわかっているので続くのです。

 

 

 

毎日、新しいやったことのないお手伝いを覚えさせようとするのは、きついです。

 

私にもできません。(笑)

 

 

ですから、18日で2回新しいレベル3のお手伝いにチャレンジできたというのは、比率としてはちょうどいいです。

 

ピザトーストは、2回連続で作っていました。

 

まあ、作ったら自分が食べるものですし。

 

 

レベル2はあまり褒めなくてもいいですが、レベル3は驚きつつ褒めます。

本人の中で「頑張らなくてもできること」と「頑張ってやったこと」を支援者がわかっているのは、大切です。

 

 

レベル2(簡単にできるもの)だとしてもお手伝いを毎日やっているという意識が本人に芽生えます。

その意識は、「約束カード」と連動しているのでさらに振り返りで強化することができます。

 

約束カードは2冊目に突入しました💛

気になるのは、5月10日にゲームをやめるも暴言も吐きまくりだったので、「できなかったね。」と冷静にいって私がチェックしようとしたところ、息子が「自分で×を書いて」そのうえから「〇を書いて」さらに「わし 〇」と書いたことです。

 

 

(すごいスピードで)

 

私は「どっちやねん(笑)」と思うのですけど・・(笑)

 

 

 

意味がわからないのでもしかしたら、療育の先生にきくかもしれません。

 

【余談】挫折しないためにはできない日があってもいい

このお手伝いチェックリストは私がチェックし忘れたり息子がしなかった日もあったかもしれないので、ところどころ抜けていて18個丸があるわけじゃないです。

 

 

それでいいんです。

 

今日から毎日やるって決めたでしょ!!

やりなさい!!

 

ああ~、今日はできなかった!!

 

このようになると支援もつらくなります。

 

 

完璧主義は「継続の大敵」です。

 

 

私のブログも春休みは忙しかったので、書いていません。

 

 

でも、できるときになったら「やり始めるのです。」

 

 

人はいつからでもやろうと思ったときから復活できるのです。

 

 

話がとびました。

 

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お手伝いを1つするとほかのスキルも広がっていく

自分でお手伝いをしようという気持ちが育っていくといいことがあります。

 

お手伝いの枠の範囲でほかのスキルが勝手に連動して勝手にできるようになっていくのです。

 

 

片付けのとき、1か所キレイになると他の場所もキレイになっていくというのは聞いたことがないでしょうか。

 

 

習慣化が起きると、新しい習慣も連鎖して覚えやすくなるということです。

 

 

学校では毎日ハンガーに自分の制服をかけているようなのですが、家でもとうとう自分でかけてくれるようになりました。

 

(家ではまだ二日目ですけど)

 

 

なんとなくいい感じのような気がします。

 

もちろん、暴言は吐きまくるのでまだ約束カード(16日目)の〇は1つだけです。

 

 

決まっていることや書かれていることは必ず守らなければいけない(守らせる)というよりは、「できなかったこと」「できたこと」の把握という感じで気軽にやるとうまくいきやすいです。

 

ですから、私は適当に手書きのほうがたぶん続きます。

 

 

 

印刷ずれちゃったけど

別に線なんてどうでもいいよね、

字がよめればいいんだから!!(笑)

 

くらいの感じでやってます。

 

 

完璧主義は百害あって一利なしです、完璧な状態はこの世にありません。

 

 

この世の中は常に変化しています。

 

その変化にのって自分もそれを楽しんでいけばいいのです。

 

完璧な状態を維持しようとする心理は変化を楽しむのと真逆の動きをしますので。

まとめ

お手伝いの習慣は子供の好きそうなものから取り組むといいと思います。

 

 

水遊びや泡が好きならば、お風呂そうじ、窓ふき、食器洗いなどです。

 

お子さんの興味にあわせて、生活のスキルと似ているものを探してみるといいかもしれません。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

(^^♪

 

 

 

 

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