こんにちは、ぴょんです。
このようなことで悩んでいませんか?
・自閉症の支援で最初に何をしたらいいのかわからない
・視覚支援を手軽にはじめたい
・子どものやる気をあげたい
自閉症の子育てで支援を始めようとしたけれど、「結局なにからはじめたらいいのかわからない」と一歩目で挫折してしまうことがあります。
それは「自閉症の支援といっても何をしたらいいのか情報が多すぎてわからないから」です。
療育の種類にしたって「アンガーマネジメント」やら「ソーシャルスキルトレーニング」やら「ビジョントレーニング」やら「応用行動分析学」に「TEACCH」「PECS」など・・・・色々ありすぎます。
その療育はそれぞれどのようなものに効果的なのか?だいたい決まっています。
しかし、自閉症の診断がついたばかりの親には判断することができません。
そこですでに気力を使って支援を挫折してしまいます。
私は12歳の自閉症の子どもの親で、勉強をはじめて9年目の親です。
その12年の間には「はじめに支援でこれをすればよかった」とあとになって気づいたこともたくさんあります。
療育に通ってから始めて教えてもらって「これはよかった!」と思うこともたくさんあります。
そこで今回は、まず自閉症の支援をはじめるなら「まずこれをして欲しい」という記事を書きます。
この記事を読めば、「自閉症の支援を始めたい人がまず取り組むこと」がわかります。
この記事のTwitterはこちら👇
#自閉症 の子供を【褒めるチャンスを見える化】する頑張り表2種類がDLできます の記事です。#自閉症スペクトラム #発達障害 #支援 #療育 #アスペルガー #育児https://t.co/zPoqx4XZXd
— ぴょん@自閉症の育児ブロガー (@pyon_tarou22) January 22, 2021
【自閉症の子どもの支援】チャレンジの記録帳を作ろう
褒めると親子関係もよくなる「頑張りカード」をダウンロードできます
ご褒美ありの頑張っていますシートを作りました。
大きい目標などの管理にどうぞ。
ご褒美なしで、日常のちょっとしたことを記録していきたい場合はこちらをダウンロードしてください。
【自閉症の支援】がんばりカードの使い方の注意点
ご褒美の画像付きのシートは「長期で取り組むこと」にむいてます。
「チャレンジ記録たくさん」のシートを何枚たまったら「ご褒美に何がもらえるか(お菓子などでもOK)」画像などを貼りつけるといいでしょう。
日記形式の「チャレンジ記録たくさん」には自閉症の子どもができたことをどんどん記録しましょう。
シートは一例なので、お子さんの好みにあわせて使いやすいようにカスタマイズしてください。
✔シール欄には、お子さんの好きなシールやカードなどを貼りましょう
✔すごろく式などのがんばり表はあがるとおしましいになるので継続できるように注意
✔1日1枚にする場合は、子供が全部マスを「埋めなくちゃ」と思うことがあります。
その場合は1枚に記録欄を3個ほどにしましょう。
毎日、使う場合は穴あけパンチで
開けてファイリングしていきましょう。
【支援の一歩目】にチャレンジしたことを見えるようにする必要がある理由3つ
自閉症の子どもの頑張りや努力が記録として残せる
記録というのはとても大事です。
がんばってきたことが形になってたまっていくというのは理想です。
しかし「努力・頑張り」は、目に見えません。
成功したものだけが「結果や成果」として形になります。
しかし自閉症の子どもが「頑張ろうと思って挑戦したこと」も立派なやる気という財産です。
それを何枚も積み上げて形にしたらどうでしょう。
こんなにやってきたんだ
と一目でわかります。
チャレンジ日記の枚数が増えれば増えるほど「努力した積み上げ」が目で見てわかります。
【参考】もっと気軽に写真で残したい人は「自己肯定感の高めるための方法(アルバム)の記事をどうぞ。」
自閉症の子どもが親や周りの人から認められる機会を作ることができる
自分の中だけで「頑張ろう」とおもったことを、たくさんの人に知っておいてもらうとよいことがあります。
それは、達成したとき「褒めてもらう」機会が増えるということです。
1人で家でダイエットに成功しても褒めてもらうのはなく「自己満足」や「達成感」で終わります。
しかし、テレビのダイエット企画でダイエットしたら「褒めて認めてもらえる機会」は増えます。
なぜならば、電波にのって「たくさんの人に見える」からです。
自閉症の子どもは「頑張りなさい・努力不足だ」と言われがちです。
だからこそ、日々の頑張りを見えるようにして、褒める機会を増やしてあげて欲しいのです。
自閉症の子供を親が褒めるチャンスを作れる
自閉症の子どもも、定型発達の子どものようにお母さんのことが大好きです。
しかし、大好きなお母さんから「頑張っていることを認めてもらえない」で叱られてばかりだとフラストレーションがたまります。
「親はわかってくれない」
「ボクは生まれてこなければよかったんだ」
このように「認めてもらえない」というのは、どんな人にとっても辛いことになります。
自閉症の育児をしているとどうしても親は子どもを叱ってばかりになりがちです。
叱ってばかりだと子どもは「自分のことを嫌いだから怒るんだ」と思ってしまうこともあります。
このように自閉症の子どもが「周りに自閉症の特性を認めてもらえずに叱られたり否定されてばかり」の生活を送っていると、将来二次障害になってしまう確率があがってしまいます。
【参考】二次障害は防げる「子どもを理解する」の記事はこちらをどうぞ。
自閉症の子どもを褒める機会がないのは、褒める機会を作ってないからなのです。
「認められたい」という気持ちはすべての人間の心理
努力や頑張りが認められないまま「やる気を持続させるのはほぼ不可能」
自閉症の育児をしても誰も褒めてくれないし、頑張っているのにまったく認められない。
そればかりか「躾が悪い」「もっと母親がちゃんとみてあげないと」と言われたら辛いですよね。
そんな育児が続くはずがありません。
それと同じで、自閉症の子どもも「頑張っていることを認めてあげる」必要があります。
でも、何をどうやって努力してるのか?記録しなければ見えることもできないのです。
あなたは育児がとても辛いときに、自閉症の親として頑張っていることを話したら優しく肯定して「頑張っているね」と認めてくれる人がいたらどうでしょう。
よし、明日も頑張るぞ!
となりませんか?
✔紙に残すだけで「いろんな人に見せることができる」
形にするということは「頑張りを認めてもらえる機会を増やす」ということなのです。
私の勉強のブログもそうです。
形になれば「必ず認めてくれる人」がいます。
コロナで1年間、ママ友と学校の行事以外では1回もあっていません。
1人で支援をするモチベーションも「誰か読んでくれる人が1人でもいる」と思うからこそできます。
私は皆さんと一緒にブログを通して仲間を作って頑張っているつもりなのです。
自閉症のお子さんにも、大好きなお母さんが努力や頑張りを認めてくれる機会があったら素敵だと思いませんか。
親子関係は「子どもが頑張ったことを認めてもらっている」と思うことから信頼関係が生まれます。
それがなければ、わかってもらえなさを爆発させて不安定になってしまうこともあるのです。
まとめ
✅できごとを記録して頑張ったことを見える化
✅褒めることがわかればお母さんが褒めるチャンスができる
最初は、難しく考えずに取り組んでみましょう。
いいこと日記のような感覚で「できたこと3つ」だけでも記録するようにすればOKです。
字を書くのがむずかしいお子さんなら、親が書いてあげてもいいですし、〇をつけるだけで済むように工夫してみましょう。
このシートが自閉症の親子関係がよくなることを願っています。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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