使い分けてる?自閉症の【視覚的手がかり】は目的と特性・状況によって変えましょう

自閉症の絵カードの支援 支援方法
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こんにちは、ぴょんです。

このように思ったことはありませんか?

 

よし。自閉症の支援をするぞ。

とりあえず「絵カード」だ!

 

なんとなく「絵にすればいいんでしょう」と思った方は、支援を始める前にこの記事を最後までよんでください。

 

 

実は、その子どもや目的によって「支援ツールの種類」を選ぶ必要があるのです。

 

雨の日に長靴を履いたり、山の中を走る時にはトレランシューズに履きかえますよね。


「絵カード」での自閉症の支援も、「適材適所」で使い分ける必要があるのです。

 

あとから作り変えるのも労力がかかります。

 

 

支援も事前準備が8割の成功を決めるくらい大事です。

 

山登りに普通の靴で行く人はいません。

 

 

それでは公開していきます。

 

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自閉症の子供が自発的に動けるツールを「視覚的な手がかり」といいます

視覚的な手がかりのツールは子供によって形式を変えよう

自閉症の子どもが身の回りの情報を整理して理解するための手助けのツールを「視覚的な手がかり」や「支援ツール」といいます。

 

絵カードやスケジュールも自閉症の子供の視覚的な手がかりですね。

 

✔1枚ずつ見えたほうがわかりやすい子どもには「めくり式」
✔最後まで流れがわかったほうが見通しがもてる子どもには「一覧形式」
✔自分で順番を決める・活動が終わったら外した方がわかる子供には
マジックテープやマグネット貼り付け式
✔活動を確認しながらチェックするとよい子供は「チェック式」

(参考引用書籍:わくわく支援ツール、エンパワメント研究所、武蔵博文著、P15)

 

上記のように子供や状況・目的・によって視覚的な手がかりの形式」は変わってきます。

 

全体の流れが全部のっている写真だと

「できない子」もいるよ。

 

 

大きさや形状も「どこで使うか?」「誰が使うか?」によって変えるのが支援ツールの正しい使いかたです。

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めくり式の視覚的手がかりの例

自閉症の子供が「1つのこと」(今やること)に注目しやすい

(画像は放課後デイサービスでいただいたものです。画像の掲載許可はいただいております。)

 

めくり式の視覚支援のツールです。

これは、歯磨きを息子は嫌がったときに作ってもらったものです。

 

✔全体の手順があると「どこを見たら(注目したら)いいのか?」混乱する子ども

 

このような場合にはめくり式がいいと思います。

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一覧形式の視覚的手がかりの例

次に何があるのか最後まで見通しが持てると「不安」が減る場合にオススメ

一覧形式の視覚的手がかりは、今注目するべき活動ではなく、次に何があるのか?までわかるようになっている視覚的な手がかりのことです。

 

 

上の画像は児童発達支援で学校に上がるときに作っていただいた支援です。

 

学校についたら何をしたらいいのか?全体の見通しをわかることで自閉症の子供の不安が減るような場合はこのように流れになっているといいと思います。

 

運動会のプログラムで今している競技だけわかっても「自分の出番がいつくるのか?」不安ですよね。

 

このように「一覧」にすると見通しが持てるような状況の時には、全体の流れを記した視覚的手がかりを考るとよいと思います。

 

👆

ちなみに、上は息子が登校渋りの時、遅れて学校に行く時に使ったスケジュールです。

 

これは、学校に行ったら自分(子ども)はどうしたらいいのか?不安がっていたので、保健室を経由して教室に「どのタイミングでいけばいいのか?」時間をかいてあります。

 

それによって、自分は次に何をしたらいいのかわかるので不安が減ります。

 

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マジックテープ・マグネット式の視覚的手がかりの例「順番を貼りかえられる」のが魅力

順番を貼りかえられる・自分で選ぶことで自発的にコミットメントできる

自閉症の絵カードの支援

固定された写真のスケジュールではなく、活動じたいの順番を変えたり決めたりすることが簡単にできるのがマジックテープの支援です。

 

(上の画像は、文字と絵がまざっている適当なものなのですがご了承願います。)

 

自閉症の自主性を育みたいので「絵カード」を使わないという親の誤解は、むしろ反対で「選んでいくことで自閉症の子供の自主性も育つ」という話を前の記事でしました。

【参考】視覚支援をあえてしないのは「ネグレクト」になる?!の記事はこちらをどうぞ。

 

選ぶ機会が与えられること・選ぶ意味を理解すること、実際に選ぶことの3段階で「自己決定」ができます。

 

それによって自閉症の「自主性」は生まれます。

 

定型発達のイメージする「よし、自分から動くぞ!!」という気持ちとはちょっと違う自主性の感覚だと思います。

 

活動が終わったら

「カードをはずして見えなくできる」

ことで理解しやすいタイプのお子さんにも〇です。

 

【参考】コミュニケーションの絵カード配布中&作ってみたの記事はこちらをどうぞ。

 

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チェック式の視覚的手がかりの例

時間通りや順番を気にせずに「活動を確認する」ことが向いている場合に

画像のように「やることリスト」みたいな感じでチェックを入れていくと「するべきことを確認しつつ活動をすることができます。

✔時間を決めてしまうと守れないとき焦ってイライラしてしまう子供にオススメ
✔活動を確認しながらすることで落ちつく子供
 
 
うちの子供はわりとこのタイプが好きです。

時間を決めてしまうと、本人の中で焦りや守れてない感が出てしまうからです。

 
やらなくちゃいけないことを書くだけのシンプルなものですが、皆さんもよく使うと思います。

ちなみに上記の画像は「文章」ですが、それを「視覚優位」にしたものが以下です。

自閉症の支援

 
 
これは小学校低学年~中学年くらいに使っていました。

 
しかし、文章でも理解できるようになったので、文章のチェックに移行しました。


療育のK先生は「支援は自閉症の子供の発達にあわせて簡単なものに変えていくのも大事だとおっしゃっていました。

 
 
 
 
K先生
K先生

支援は日常生活で使う

なじみやすいものにしていくのも大事です。

 
 
絵カードが大げさになる場合、その支援がどうしたらその月齢の子供にとって自然になじむ形になるのか?考えてフェーディングしていくのも支援を考えるときの考えかたの1つでもあると療育で教わりました。
 
 
 
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まとめ

自閉症の支援といっても種類があって面白いですね。

 

皆さんも「お子さんや状況にあった支援ツール」を考えてみてくださいね。

 

さいごまで読んでくださりありがとうございました。

 

(^o^)/

 

 

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ぴょん

ぴょんです。自閉症の育児をしています。
自閉症の育児情報ブログを発信しています。
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ぜひ、自閉症の視覚支援の参考になればと思います。

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