こんにちは、ぴょんです。
このような悩みはありませんか?
「家で支援をしたいけどなかなか続かないでやめちゃう」
「言葉よりも写真や絵で示すのはわかってるけどなかなかできない」
「支援って写真をプリントしてラミネーターかけてキレイな完成品を作らなきゃいけない・・・(無理!!)」
私もあります。
答えは簡単です。
あなたの支援が続かないのは面倒臭いからです。
もしくは、「完璧主義できちんとしたものを作ろう」と思いすぎているか。
この2つのどちらかです。
今回はそのためにホワイトボードを買うという選択肢をお勧めします。👇
(画像はAmazonの商品画像イメージよりお借りしました)
今回は具体的な支援方法ではなくて、マインド編になります。
なんでホワイトボードなの?
人は、面倒なことはしないようになってるからです
人は習慣化されていないものは、「意識的にしなければ」続きません。
特に、自閉症の支援のように種類がいっけんたくさんあるように見えたり、視覚支援の見本がやまほどあるとあれもこれもしようとしてしまいがちです。
しかし、人の脳はエコ運転するようにできているので、習慣になっていないものはすることができません。
だから、最初から自閉症の支援をあれこれとやろうとすると継続できないのです。
筋トレするぞ!!
まずは黄金比率の計算だ!!
自分の理想の体型との乖離を書きだそう。
カロリー計算で現状把握しよう。
そんなことをしていると、カロリー計算から栄養学の分野にはいってしまいます。
はっ!!いつのまにか栄養学の勉強してた!!
(筋トレするはずが!)
こうなってしまうのです。👆
本で情報収集をしていても、実際の行動に移さなければなんの変化もありません。
投資と同じです。
知識だけではなく、実際にやってみてはじめて体感的にわかってくることがあります。
まずは「療育が自分にとって続けやすい」ものを選択しなければなりません。
うわあ、家の鍵をマトリョーシカの
中にしまちゃっった!!
👆この場合、あなたは高確率で次からはマトリョーシカの中に家の鍵をしまうことをやめてしまうでしょう。
手間があることを人はやろうとしないのです。
いつでもどこでも絵や文字を書けるようにホワイトボードやホワイトボードシートがある環境を作ることが大事です。
あなたが自閉症の支援をしたいと思うのであれば、子どもを声でなんとかしようとするのではなく、完璧な支援ツールを作ることでもありません。
文字や絵で伝えることを面倒だと思わないくらいまで、いつでも絵や文字がかけるような環境を整えることが大事です。
家の壁いちめんにホワイトボードシートを貼ってみよう
どこにいても「絵で描ける・文字をかける」という手軽さ
昔、もう捨ててしまってないのですが、家の壁の至るところにホワイトボードシートを貼っていました。
ワンアクションですぐに書いて説明できるようにするためです。
ホワイトボードは小さいものがあるのですが、部屋のある1か所においてあるととりにいくのが面倒くさいからです。
「えーそれくらいしようよ」と思うかもしれません。
なぜ、学校の先生は黒板のすぐ横に存在しているのでしょう?
廊下に黒板があったら?
高確率で先生は黒板を教室に移動させてくると思います。
(壁にくっついてますけどね)
つまり、先生が黒板に字を書きまくれるのはあの近い距離感あってこそなのです。
私は、息子に文字で説明するにあたり、クリップボードに紙をはさんですぐに書いて説明できるようにしていた時期もありました。
しかし、持ち歩くのが面倒でやめてしまいました。
視覚支援がいいといいつつ、親がやらない理由は面倒だし何をしていいのかわからないからだと思うのです。
何をしたらいいのかわかっている場合でもやってみないのはなぜでしょう?
「絵などで示してあげるといいかもしれません」とアドバイスをされているのに、私はなかなかそれを実行できませんでした。
これは自閉症の療育に限った話ではなく、アドバイスを即実践する人というのはなかなかいません。
やはり面倒だからなのです。
私って面倒くさくなっちゃうからなあ。
もっと楽に続く方法を考えよう。
ここで大事なことは「自分がいかに面倒くさがりか?」気づくことです。
あなたのやる気がないのではありません。
脳はあなたの思った以上に面倒くさいことをしない怠け者です。
それを自覚することが大事です。
声ならば、動かなくていいし自分の「意志ひとつで何もいらない」からついつい出せるんです。
そして、それが習慣化されているから「なんで何度いっても理解しないの」となるのです。
だから言葉で子供をついつい動かそうとしてしまうのです。
(私のことです、すみません)
しかし、伝わらないならば、ほかの可能性のある方法を試さなければ、怒るだけのスパイラルからは抜け出せないでしょう。
同じやり方をしていては永遠に同じ結果しか得られないのです。
紙とペンを常に用意しておくのが面倒ならば、壁にホワイトボードシートをはっておいてください。
ペンは6個くらい100均一で買っておきましょう。
そして、マグネットシートをホワイトボードでいたるところにくっつけておくのです。
文字で書きやすい環境と整えて、ちょっとずつでもいいので書いてみることを繰り返す。
これによって、あなたは声でなんとかするという選択を採用する(という習慣)から、1つ抜け出したことになります。
それでも、立派な支援の一歩目なのです。
支援というと難しいのですが、やってみるのはとても大事です。
やってみなければ何にも進めないし、失敗する経験というデータすら集められません、イライラしている現状を同じ選択をしていてはこの先も自閉症の子供に伝わらないまま未来は変わっていかないのです。
現状が続くのがいやならば、あなたの行動を変えることしか違う未来はないのです。
ホワイトボードを各部屋においておくのもおすすめ
ホワイトボードシートを家中に貼るのはちょっと・・・・
という方には中くらいのホワイトボードを数個買ってきて、書く部屋においておくとよいです。
ゴミ箱が1つの部屋にしかないと不便ですが、各部屋にあればゴミも捨てやすいですよね。
まとめ
とにかく形から入るのはおすすめだと思っています。
外国人と話すとき、英語を文法から勉強しようとしていても無理ですよね。
言葉の通じない外国人と話すときに、私たちは絵や言葉や身振りでなんとか伝えようとします。
相手のわかる言語で、必死に単語を言います。
そのときあなたにペンと紙があって。
フライドポテトで通じなければ、マックの写真みせるか、絵や文字で書くと思います。
絵ならば言語が違っていても共通理解できることになるでしょう。
絵は、言語を超える素晴らしいものなのですね。
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